急転直下ークロベエの幸せ

 元気をちょっと取り戻したクロベエのことが気になりまた朝公園に行きました。クロベエには会えず下の公園に降りると、クロベエを家に入れたいとおっしゃっていた方に会いました。声をかけると「今捕まえました」とのこと。大きな風呂敷包みの中のキャリーの中にクロベエがいました。パニックで鳴いています。これからタクシーを呼んで病院に連れて行ってくださるところでした。「もちろん飼うつもりです」と言っていただき何度もお礼を言いました。こんなうれしいことはありません。
 
 クロベエを知ったのは2007年ごろで、マンションのお友達が「黒い子猫が風のように走っていた」という目撃情報でした。
その後公園に現れて初めて自分で捕獲した記念すべき猫でした。捕獲機を借りて捕まえたはいいがどうしたものかと思っていると丁度夫が仕事から帰ってきて通りかかり運んでもらいました。地域猫活動の原点です。
 その後茶髪にいじめられることが多くなり里親活動を始めていたので里子に出そうと捕まえました。ところが家に帰る途中逃走してしまったのです。これは外で暮らしたいという意思表示かと理解しその後捕まえることはありませんでした。

 また雨水溝に入り込んで出られなくなったことも有りました。9日も行方不明できっと事故にあったのだろうと言っていたところ、出先にメンバーのDさんから電話が入りました。黒猫が小学校の溝の中で鳴いていると。この辺で黒猫はクロベエしかいません。消防署に連絡をして重い蓋を上げてもらったけれど出てこないという事でした。夜正門が閉まってしまったのでこれを乗り越え溝の蓋が開いているところまで暗渠に入ってしまった猫を餌で少しずつ誘導してやっとの思いで出しました。黒猫は一目散に公園のほうへ走って行きました。やっぱりクロベエだったのです。Dさんは命の恩人です。

 今年の夏ごろに母娘で公園の猫たちを可愛がってくださる方が現れ、ショーンや黒ちゃんを家に入れたいと言われたのです。でも捕まえるのはなかなか難しいことと猫の気持ちがわからないとこから躊躇されていましたのでまず実現不可能と思いました。こちらの連絡先はお知らせしてその際はお手伝いしますという事になっていました。

 そして残念なことにショーンは行方不明に。そのことが決断を導いたのかもしれません。洗濯ネットで捕獲を試みたが逃げられたという事でした。クロベエはやっぱり外がいいと思っているのだろうかと。それきりになると思いました。でも今回クロベエが珍しく体調を悪くしたのでもう一度捕獲に挑戦してくださったのでしょう。

捕獲のその夜は雨が激しく降り「クロベエは濡れずに屋根のあるおうちにいられて幸せだ」とつくづく思いました。いつもびしょびしょになっていたのです。

こんなことが突然起こるのです。最近にないビッグニースです。
クロベエ (1024x768)
若いころのクロベエ

CIMG8779クロベエ正面
決して美猫ではない。精悍な顔つき。猫と仲良しにはならない。

CIMG5970クロベエ (640x480)
茶髪に追いかけられるので木のぼり上手。降りるのが下手。

P1060578.jpg
茶髪はクロベエが好きでいじめる。 クロベエは茶髪が嫌い

CIMG7135クロベエ
こんな頃もありました。最近はファンが増えて私にはあまり懐かなくなっていました。

CIMG8778クロベエ握手
可愛いクロベエ

ところでクロベエを可愛がっていた猫おじさんは本心どう思っているのか気になるところです。食べなくなって姿を消した時には「誰かが連れて行ってくれたらならいいけど」と心配そうでした。長いお付き合いでしたから気持ちは複雑かもしれません。

病院で点滴と注射を受けて元気になったそうです。今は夜泣きがひどく寝不足になりそうだと。最初は仕方ありません。
幸せになってね。
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2000年頃、個人からスタートした地域ネコ活動・里親活動をしているグループです。グループ名は「ポウズ」と読みます。猫さんに関わる日々の悲喜こもごもを記録します。

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