地域猫が里子に行く 1

 そらちゃんという地域猫をいつもお世話されているYさんがそらちゃんを里子に迎えたいと言われていたので様子を見に行きました。
 場所は学校の広いグラウンドのフェンスの外でマンションの植え込みの陰です。そこにキャリーを置いて中に入ったら戸を閉めるという方法でもう数か月うまくいっていないそうでキャリーより保護ケージのほうがいいかと持って行きました。
 そらちゃんは大変警戒心が強くて前の捕獲にも二週間以上を費やし、毎日最初は戸が閉まらないようにして餌をだんだん入口から奥へ置いて、一番奥まではいることを確認してから止めを外してやっと捕獲した猫です。Yさんが行くと中で待っていてもキャリーから出てきてしまうそうです。結局保護ケージは使わないことになったのですが、そこで子猫のような声が時々すると言われたのです。その日、餌やりに回っているときにまた電話がかかってきて「声が聞こえる」という事で戻ったのですが私が行くと静まり返っていました。また聞こえたら行くことにして引き上げたけれど結局2回ほど遭遇できず、3回目だったと思います。捕獲機を自転車に積んで現れるのをYさんと待っていると通りかかった方が「何を捕まえるのですか」と声をかけてこられました。Y2さんとの出会いです。この方も手伝ってくださり、待っていても仕方ないので植え込みの中をのぞいて捜索することになりました。しかし蔦がびっしり茂って猫の入り込む隙間がありません。首をひねっているとそこに雨水溝があることを発見しました。最近溝にはまった猫を救出したばかりでピンときました。溝蓋を外して捕獲機を設置しそれぞれのいったん引き揚げました。その時Y2さんが「二匹目を考えていたのでもし捕まったら引き取ってもいいです」と言ってくださったのです。なんとうれしいこと。餌やりが済んで戻ってみると中にいたのは子猫ではなく・・・・びっくりシャム風ノンノンでした。
 ノンノンの姿がずっと見えないとは最初に聞いてはいたのですがまさか溝にはまっていたとは。3週間ぐらい前からではないかとのこと。奇跡の生還です。最近声が弱弱しくなっていたのがちょと回復したというのは雨が降って水を飲んだかなのではないでしょうか。
見るも哀れにやせ細っていましたが気が強いのは変わっていませんでした。
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背骨が浮き出ています。
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去年11月に捕獲した時のノンノン。怒っています。
 最初はうちでお見合いをしたのですが、その時は怖がっていたけれどおとなしかったです。これが奇跡の出会いとなりました。この時暴れまくっていたらきっとこのお話はキャンセルになっていたでしょう。しばらく会長さんのところで静養してY2さんのところへお試しに行きました。
 しかしやっぱり本領発揮。用意してくださった専用のお部屋に大きなケージがあり、その中で暴れまわって「これはもうだめか」と思いましたが会長さんが「一か月ぐらい気長にお付き合いください」とお願いしてくださってその通りに気長にやさしく接してくださったお蔭でこの子はY2さんのところの子になったのです。先住猫もいて折り合いもあるし困難な状況だったはずですが本当に感謝でいっぱいです。おとなしくなったかって?
 名前はさくらちゃん。ハウスがお気に入りです。穏やかな可愛い表情。シャー、パンチが大分減ったそうです。ケージの中のお掃除をしても怒らないそうです。今はそれで充分と思ってくださることがありがたいです。
米田さんのさくらちゃん
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2000年頃、個人からスタートした地域ネコ活動・里親活動をしているグループです。グループ名は「ポウズ」と読みます。猫さんに関わる日々の悲喜こもごもを記録します。

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